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義理の親(義母または義父)との関係、折り合いが悪い、或いは、良い距離感を保てていないようなケースは、離婚リスクが高まる傾向にあります。
また、実の親(実家や実の兄弟姉妹)との関係、折り合いが悪い、確執が強くあるなどのケースも注意が必要です。
名古屋|栄ガスビル4階|離婚あんしんサロンでまずは整理してみましょう。
愛知県名古屋市中区(栄駅・矢場町駅)栄ガスビル4階 離婚あんしんサロンより、義理親(義母・義父)とのあり合いが悪いことによる離婚リスクについて、わかりやすく解説いたします。☝
男と女として熱く燃え盛り、一大決心で結婚すると、お互いの親(義理親)とのお付き合いも必要となったり、その距離も非常に近くなるため、良い方向に転べは良いですが、現代の核家族化や価値観の多様化した社会のおいては、なかなかそうもいかない事が増えているようです。
その理由は、いろいろありますが
① 核家族化が進み、大家族という集合的感覚がレアになってきていること。
② 仕事や所得を得ることが、その気になればどこでも得られやすくなったため、義理親(義母・義父)との物理的な距離感が遠方であるケースも増加していること。
③ まだまだ日本は遅れているものの、女性の社会進出も進み、個人の考えや価値観がとても多様化していること。
④ 若い夫婦と義理親という関係において、そもそものジェネレーションギャップがより顕著な時代になりつつあること。
などがあげられるでしょう☝
また、義理親(義母・義父)との間においての不和が起こりやすい一般的な事例としまして、次のようなケースがあげられます。
☝目次
① 結婚前(または婚約時)に、義理親への挨拶、食事会、その他自宅へ伺うタイミングからの不和
④ 2世帯同居型、またはそれに類する近い生活拠点がゆえの不和リスク
☝結婚前(または婚約時)に、義理親への挨拶、食事会、その他自宅へ伺うタイミングからの不和
お互いの親にも挨拶をしたりと、結婚に向けて両家への筋を通そうと、挨拶や食事会、自宅へ伺うことなどがありますが、そのときの義理親との接点がスタートしたときから、違和感を覚えたり、直接的に不快な思いをしたりということがあります。
例えば、義母のモノの言い方が義理娘(妻)の感覚と合わない。義理親・義理家の考え方や方針が、義理娘(妻)と合わない。義父または義母が、もともと義理息子(夫)を好ましく思っておらず噛み合わない。もしくは、挨拶に伺うような受け入れ態勢・習慣が義理親側になく、せっかく誠意を尽くそうと努力したのに、肩すかしをくらった、などなど
ふた昔前であれば、大家族や夫の家に嫁として嫁ぎ、周りもそうなので、何ら抵抗することなく、義理親・義理家の方針に馴染もうと、義理娘(妻)が順応していくような時代も確かにありましたが、今日は、なかなかそうもいかないようです。
義理娘=「妻」側の心理は、
「いかに私の考えや方針を、この義理親・義理家は尊重してくれるだろうか。あたたかく見守ってくれるだろか。援助してくれるだろうか。」
という視点から、精一杯の誠実なエネルギーを費やして、義理家にご挨拶、訪問するものです。しかし、義理親から帰ってきた返答や発言が、かなりズレてしまっている。期待していたのと違いすぎていた。さらには、義理娘(妻)の意見や考えを無視して(感受できず)義理親の一方的な意見に終始してしまう。などなど、
妻側は、相当にエネルギーを費やして、期待感をもって義理家に臨んだ分、そのあまりのギャップに、義理親に対して悪印象を抱き、それが、今後の夫婦生活にも、ジワリジワリと影響を及ぼす結果となることを、実の息子である夫が、気付いているのかどうか・・・
実の子供=「夫」側の大切となる心理
このような違和感が発信されたときに、パートナーである実子側(夫)が、その違和感に気付き、妻へのフォローや、実親へのクッション役となって行動出来るかどうかが、今後の円満な夫婦生活にとても大切となってくるのです☝
義理親との付き合いは、この時だけでなく、あくまでスタートの挨拶はお付き合いの始まりにすぎません。これからの未来で、子供の出産や、孫の顔を盆と正月くらいは見せに行くなど、お付き合いは今後も定期的に続いていくのです。
その度に、妻はストレスを抱え、義理親と折り合いが悪くなれば、盆や正月など、義理家を意識せざるを得ない季節のストレス、出産時に孫の顔を見せに行かなければというプレッシャーからのストレス、義理の親族の集まりがあるごとに抱えるストレスなどなど、それは義理親が亡くなるまで続くのです。
義理親(義母・義父)とのあり合い、関係が悪くなることは、想定以上に、ジワリジワリと夫婦間のストレス要素となって、夫婦間の離婚リスクを高めているのだと肝に銘じておきましょう。☝
☝婚姻時(結婚式や披露宴などの親族会)に起こりやすい不和
2人が結婚する時、挙式や披露宴を行ったり、新婚旅行にいったりと、お金がかかるようなケースでは、お互いの両親が「ここぞとばかりに」出てくるケース、悪く言えば「出しゃばる」ケース「モノ申す」ケースがあり注意が必要です。
親にとっては、自分が手塩にかけて育ててきた「目に入れても痛くない」子供の結婚式=育児の集大成の1つでもあり、親の気合は「半端ありません!」
ですから、何らかで両家の親の関わりは受け入れるしかありませんし、それと上手く強調しながら、セレモニーを設定していく(正に)夫婦のためというよりは、両家のためのセレモニーとなる傾向があるわけですが、
結婚に向けて何らかのセレモニーを準備していくプロセスでは、夫婦間においての不和が起きやすいタイミングですが、義理親との間においても、とても不和が起きやすいタイミングですので注意が必要なのです。
やれ「あれは準備できたのか」、「相手の親には事前挨拶に行かなくてよいのか」など、親の立場として両家のことに気を配ってくれ、心配してくれることは、とてもありがたいことですが、さらに「あそこの家は呼ばなくてよいのか?」「そのやり方はどうかのかしら?」「このようにしたほうが良いのでは?」などなど、夫婦2人(特に主役の義理娘=「妻」の意見や方針)を無視して、親が出しゃばり、こうすべきだ論を展開しようものなら、ただせさえ色々な決めごと、準備に追われる義理の娘=「妻」のストレスは最高潮に達してしまうでしょう。
妻側の心理は、
若い夫婦が、2人で(本当の意味で)初めて行う(自分たち2人のためではなく、自分たち以外の関係者(主に親族)の幸せも考えながら行う)夫婦2人の共同作業となるため、妻は夫に対して、「夫はどれくらい親身に私のために頑張ってくれるだろうか」「何だかんだで私は主役よ!」とパートナーへの期待度が上がるときです。
また、これから関わりの深くなる義理の親(義父・義母)義理家に対する意識も相当に強くなるタイミングのため、前記同様ですが、妻は「いかに私の考えや方針を、この義理親・義理家は理解・尊重してくれるだろうか。あたたかく見守ってくれるだろか。さらには援助してくれるだろうか。」という視点から、一世一代の誠実なエネルギーを義理親や親族に費やして振舞います。
それに対する、義理親・親族からの反応が、妻から見て「かなりズレてしまっている。」「期待していたのと違いすぎている。」さらには、義理娘(妻)の意見や考えを無視して(感受できず)義理親・親族の一方的な意見に終始してしまう。などの現象が起ころうものならば、
妻側は、一世一代の莫大なエネルギーを費やし、大きな期待感をもって義理家・親族にに臨んだ分、そのあまりのギャップ、ズレに、義理親に対して悪印象を抱くことになり、それが、今後の夫婦生活に、ジワリジワリと影を及ぼすことになろうとは、夫は気付けているのでしょうか・・・
「夫」側の大切となる心理
あくまで、妻が主役の(原則)一生に一度の結婚式や披露宴となれば、妻の想い通りにやらせてあげたい。主役はあくまで「妻」だと認識して、愛妻ファーストで行きたいところですが、実際にはそうもいかないことが多いようです。
例えば、親が挙式や披露宴、新婚旅行などの費用を負担してくれているため、親の意見をなかなか無視も出来ないようなケースや、夫の家系が事業をしており、夫が父親に対して、頭があがらないような風土があるケース、また、そもそも日頃からの仕事が忙しくて、挙式等に向けた準備になかなか関わる時間が取れないようなケースなどなど
この大切な挙式等の準備段階から、妻は無意識にも夫の関わり方や力量を確かめているのです。
つまり、夫側に大切となる心理=意識としては、妻が主役のセレモニーだから、親や親族も当然大切に考えつつも、はやり「愛妻ファースト」の意識を忘れないこと、また、出しゃばりそうな実親や親族がいそうであれば、それを尊重する形式は最低限(大人対応として)とれど、必ず、妻と相談し、コミュニケーションを図り、妻の意見に耳を傾けながら、物事をすすめていくスタンスが大切になるでしょう。
結婚式は、女性にとって人生で一番輝きたい、独身時代の最終形として輝きたいというイベントでもあります。この時の夫の行動、対応によって、妻は夫の力量を判断し、また、義理の親との今後の距離感を計っているいるといっても過言ではありません。
結婚式となると、両家の親も気合が入りまくり、出しゃばるなと言っても、そうもいかないケースもあるでしょう。そんなときは、いかに妻の良き理解者となり、妻へのフォローや、実親へのクッション役となって行動出来るかどうかが、今後の円満な夫婦生活にとって、ても大切となってくることはいうまでもありません。☝
☝妊娠、出産時に起こりやすい不和
結婚生活も始まり、いよいよ「天の授かりもの」に恵まれた喜びはひとしおです。
また、妊娠すると同時に、妻側の意識では、「育児」はすでに始まっているのですが、一方の夫側は、「育児」という感覚にまでこれていないケースがほとんどのようです。
その理由は、夫側というのは、「自分のお腹にいるわけではない」という感覚や、「自分の体や命に直接的に影響がない状況」、さらには「宿した腹の子の命の責任者」という感覚になることが出来ず、妻側の熱量に比べると、相当にかなりの鈍感な低い熱量で妊娠期や出産期を過ごしていく傾向があります。
悪い表現ですが、「正に当事者」という妻側の感覚に比べると、夫の感覚は何だかんだで「他人ごと」になっているのかもしれません。
また、出産後においても、妻側は、子供の命を守らなければいけない使命感と不慣れでわからないことだらけのストレス24時間365日生活=気が抜けない泥臭い毎日がスタートするのですが、一方の夫側は、そこまでのリアリティーや責任感をなかなか理解できないまま、にわか育児?にも行けてないくらいの非戦力要因として、メインの仕事で誤魔化しながら、妻や赤ちゃんと関わっていくことになる傾向があります。
ですから、もともと夫は頼りにならない前提での出産・赤ちゃん期の育児がスタートする時というのは、両家のお母さんの気合が「半端なく入りやすい」時期でもあるのです。
やはり、両家のお母さんは、子供の育て上げた経験者、先輩として、妻の出産に関わる義母の存在は、時には「頼りがいがある」と捉えられる一方、あまりに妻と義母の距離が近づきやすい状況になる結果、不和の起こりやすいタイミングでもあると認識しておきましょう。
前記同様ですが、妻側は、不慣れで、わからないことだらけ、不安だらけで、体力も精神も相当に消耗し「ゆとり」がほぼなくなっている状況の中で、出産後6カ月程度は出ると言われている「アドレナリン」による集中力だけで、何とか赤ちゃんの命をつないでいる状況なのです。
そんな「ゆとり」もへったくれもない妻側の状況の中で、義母から「ああすべきでは?」「こうしたほうがいいのでは?」と行きすぎた?お節介が続きすぎたとすれば、どんな誠意あるアドバイスだとしても、「ゆとり」のない妻の立場からすれば、ストレスになることは説明するまでもないことですよね。
このような出産期において、義母からの(悪意はないものの)何気ないひとことが、妻を大いに傷つけたり、不快な思いにさせているケースも増えているようです。
また、前記のような婚約期や結婚セレモニー期から抱えてきた妻の義理親に対する違和感が、この機会に爆発してしまう、ということも起きやすいといえるでしょう。
妻としては、これまでの人生で一番弱っており、わらをも掴みたい状況の最中、少しでもパートナーである夫に「助けて欲しい」気持ち、「期待」が高まっているタイミングといえます。
この出産期に、義理親との折り合い・関係が悪くなり、不和になりやすい理由・要素には、次のようなこと、ものがあげられるでしょう。
・妻自身が、体力・精神共に、人生で一番「ゆとり」がなくなり、コントロールが効きにくい時期(へたをすれば「育児ノイローゼ」になりやすい紙一重の時期)であること
・夫はシンプルに「頼りにならない」位置づけであること(悪い意味ではありませんが)
・義母は、自分の経験則から、善意の気持ちで何かしてあげたいと思う時期でもあり、また、かわいい孫の顔を見たいという気持ちからも、何かと義理娘(妻)との距離が急接近しやすい時期であること
・妻の実親(実母を筆頭に)及び親族含めて、出産や赤ちゃんに関わる当事者が相当数生じるため、、何かと妻・夫としても気を使いはたし、家族全体でのゆとりもなくなりやすい状況であること
・妻の実母は、愛すべき娘の出産と、かわいい孫のために、全力投球したい状況にあること
夫にも頼れず、究極にゆとりがなくなり疲弊している状況下において、急接近してきた義母からの「ちょっとした一言」が、妻を不快な思いにさせ、それまでにも積み重なってきた妻の義理親に対する違和感が不信感に変わり、今後の夫婦生活において、義理の家との接点があるごとに、妻はストレスを抱える状況に陥るという、負の構図が潜んでいるのです。
夫側は心して、出産期は、妻のケアに努めなければならない大切な時期であると、肝に銘じておきましょう。☝
☝2世帯同居型、またはそれに類する近い生活拠点がゆえの不和リスク
題目のとおりとなりますが、義理の親と2世帯住宅で暮らしているようなケースや、義理親の敷地内に別棟で家を建てさせてもらったようなケース、あるいは、歩いて数分以内の近距離に住んでいるようなケースは、不和が起こりやすいと言われています。
二昔前であれば、2世帯または3世帯が、同じ屋根の下に暮らす風景は当たり前でしたが、この戦後の数十年で、夫婦の生活スタイルは、飛躍的に変化を遂げてきました。
特に、経済が発展し、核家族化が進み、女性の社会進出が進み、またデジタル化が進んだことが大きな要因と言えるでしょう。
経済が発展すると
それまでは、親族のいる地域や、大家族に守られながら、その地域の人間関係に関わりながらでないと、生きていけない時代がありましたが、経済が発展し、出張や転勤など、実家と離れた場所で、職やお金を得られるような時代になることで、実家や親族にすべてを依存しなくても生きていける時代に、なりました。
むしろ、(表現に語弊がありましたら失礼いたしますが)出来る跡取りは、実家から離れて暮らす傾向にあるともとらえることが出来ます。高齢となった親に相続が起きた(あるいは施設に入り実家が空き家になった)ときに、実家を売却するケースが非常に増えていることもその証拠ではないでしょうか。
親の同じ敷地内で暮らすことが主流ではない時代になりました。
核家族化が進むと、
夫婦と子供という家族単位で、いろいろなことを自由に取り決めできる、自分たちの思うようなライフスライルを(自己責任という義務もともないつつ)思うように実現しやすい時代になったといえるでしょう。
また、核家族単位で暮らす世帯が主流となり、むしろ、昔ながらの2世帯、3世帯という生活スタイルは少数になりました。
女性の社会進出が進むと、
二昔前までは、「嫁いだ嫁は家を守る」ということが当たり前の時代がありましたが、現代は、そのような風潮はかなり減少したように思われます。
経済社会の中で、女性として職を得て、所得を得ることは、全く珍しいことではなくなりました。
また、幼少のころからの育てられ方(生い立ち)からも、右向け右の教育は終わり、個々の個性や多様化した価値観をお互いに尊重する時代となり、そのような多様化した価値観の世代が、今の現役夫婦の世代となっているため、
2世帯、3世帯の家に嫁として入るというよりは、親の世代とは「良い距離感を保ちながら」、かつ、自分らしく生きる、自分の理想とするライフスタイルを(自己責任で)実現していきたい、という女性がとても増えるとともに、今日の主流になってきたといえるでしょう。
デジタル化が進むと、
デジタルのない時代=アナログのみの時代は、人同士が、生で交流する機会が主流でしたので、人がたくさん集まれば、そこでの「イザコザ」や「ケンカ」も起きるし、それが日常となれば、人はそれに順応しようとするため、人との「距離感」や「かわし方」「円満に交流するための方法」「ケンカしたあとの仲直りに仕方」などを身につけ、複雑な人間関係におかれても、何とか順応し、適応していける能力を兼ね備えていました。
しかし、デジタル化が進むと比例して、上記のような、人との順応性や適応能力、あるいは、言い争った後に仲直りする姿勢などが、現代は大きく退化しているように感じます。
どのような人間関係においても言えることですが、家庭内、夫婦問題としての、妻と義母(いわゆる「嫁」と「姑」問題)も同様に、人(妻)と人(義母)との距離が近くなりすぎると、妻側は、昔のような「順応」していく、という選択肢を取らず(ある意味取れず)距離を置こうという方向に動いているようです。
まとめ
上記のような理由から、妻と義理親(義母・義父)の距離が物理的に近づきすぎる(同居型)ケースや、あるいは、物理的には普段は距離を保てているけれど、いろいろなイベント、セレモニー、季節事などの、一時的に距離が近くならざるをえないときに、ささいなかけ違いや、ダイレクトな衝突、あるいは日頃からの違和感が、ふとしたきっかけで爆発するなどして、義理親との折り合い・関係が悪くなるケースが増えています。
また、離婚リスクを検討していく場合での、義理親問題は、それだけの事由、理由をもって、ダイレクトに「離婚」に繋がることはごく稀ですが、その他の夫婦不和要素(例えば、お金の問題、モラハラ、価値観の相違、育児方針の違いなど)が複数に渡ってくると、離婚リスクが非常に高くなる傾向にありますので、注意いたしましょう。
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