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泥臭い育児の集大成といえる「子供の進路や方向性」もおおよそ決まり、子供が大学生活や社会人生活に入ると、直接的な子供にかかる手間は大きく減る環境となり、夫婦ともに、自分たちだけの時間が飛躍的に取り安くなるタイミングに入ります。
これを、子供の「見守り期」に入った夫婦と表現させていただきますが、この見守り期は(まだまだ子供に金はかかるものの)子供への直接的な手が離れた分、お互い自分の時間が取り安くなり、お互いのことをがんがえる時間が増えるなど、それまでの長きに渡る育児期間と大きく環境が変わるに従い、夫婦間の距離感も大きく変わるタイミングとなりますので、ある意味、注意を要する時期と言えるでしょう。
熟年夫婦に起こりやすいリスク、子供が見守り期に入って以降の夫婦が抱える離婚リスクについて、名古屋市中区の離婚あんしんサロンがわかりやすく解説いたします。
愛知・名古屋の離婚あんしんサロンより、子供が大学生活や社会人生活に入り、子供を見守る時期(見守り期)に入った熟年夫婦に起こりやすい傾向・リスクを解説いたします。
■ 夫婦間のバランスが大きく変動する時期です。
子供が高校2年生~受験~大学へ進学(または就職など)くらいのタイミングになると、それまで子供のことでバタバタバタバタしていた家庭内や、夫婦間で接点を取るごとにストレスだらけとなりケンカしていた環境、あるいは、お互いに自分の役割を全うすることに没頭し、相手配偶者のことを考えることやめ誤魔化してきた環境などが、大きく変動する時期に入ります。
一番の要素は、子供への(直接的な)手が離れる時期に入るため、育児や仕事のバタバタ感を理由に誤魔化してこれた相手配偶者とのコミュニケーションや意識が、いよいよ誤魔化せない時期に入ったと言えるでしょう。
子供の進学や就職の方向性が見えてくるタイミングあたり以降の時期は、子供が自分で考え行動することが多くなり(ある意味言っても聞かない)昔に比べれば、自分の身の回りのことは自分でやれるようになってくるため、育児主体配偶者の子供に対する直接的なバタバタ感は、子供の進学や就職を境に大きく低減し、自分の時間が取り安くなる環境へ大きく変動します。
このとき、それまでは子供のことや家事のことで20年近く手いっぱいであった育児主体配偶者も、考える時間や振り返る時間が、久しぶりに得られる環境になるのです。
また、もう一方の経済活動主体配偶者においても、家事育児に積極的に関わってきた方であれば、肩の荷が下りること間違いなく、一方、家事育児に関わることが出来ずにきた方は、相変わらずのペースで、これから先の老後のことを真剣に悩み出す時期であると言えるでしょう。
子供が精神的にはかなり大人に近づき、自分のことは自分で判断する年代になると、本人の意思を尊重しながら本人に任せることが増え、いわゆる日常的なお世話を直接的に子供にする機会は大きく減っていくタイミングに入ります。
ただし、直接的な手はかからなくなってきた一方、「間接的なお世話」はまだまだ残っています。
それは、大学・専門学校などへの進学費用や学費などがあげられます。
夫婦ともに、子供に直接的手間をとられ、あたふたすることはかなり減ったものの、それとは反比例して、いよいよ一番お金のかかる時期に突入するとも言えるわけです。
子供が見守り期に入り、夫婦ともの自分たちの時間が取り安くなり、自分のペースで生活できる環境が増えてくると、育児でバタバタしていたときには、お互い向き合うことなく、家事育児や仕事に逃げ込むことができたため、「お互いに向き合うことを誤魔化してこれた」けれど、このタイミングで、考える時間も飛躍的に取り安くなると、これまでの泥臭い育児期間を振り返り、相手配偶者がどうであったか、自分がこの期間どうであったかを考えざるをえない環境下に置かれることとなります。
もともとは好いて一緒になった相手であるだけに、その相手に対する意識やエネルギー量は何ら変わることなく残っており、泥臭くて多忙を極める育児期間中は誤魔化し、相手に対して興味のない「フリ」をしてこれたとしても、子供の手が離れ、考える時間も飛躍的に取り安くなると、相手配偶者のことを意識せざるを得ない環境となり、良い思い出、悪い思い出を含め、相手を強力に意識せざるをえない、相手配偶者とのこれからの過ごし方、さらには老後の過ごし方までの未来を考えざるを得ない環境下に置かれることとなります。
このとき、コミュニケーション不足な夫婦関係を長きに渡り積み重ねてきた傾向に比例して、急激にお互いを意識せざるを得ない環境になるため、ストレスがたたり、良くないことが起こりやすい傾向にあると言えるでしょう。
子供の煩雑な育児期間を終え、子供が見守り期に入ると、夫婦互いに時間的・精神的ペースが確保しやすい時期に(久しぶりに)戻るため(ある意味、独身時代の付き合っていた頃や、新婚でまだ子供がいなかった頃のように)、これから、この相手と、さらに人生を共にしていけるのだろうか?と真剣に考えることとなります。
また、それまでの泥臭い何十年の積み重ねにより、お互いの距離感が出来てきているため、
ある事例では
家事育児をワンオペで死に物狂いで何とかしてきた妻のケースにおいて、夫との信頼関係はとうの昔に壊れており、あくまで夫婦関係を継続してきたのは「子供のため」だと割り切ってきたケースでは、妻は自分の仕事、稼ぎを増やしつつ、「離婚」に向けて動いていくケースが多数にのぼります。
また、グレーゾーンの事例も多く
夫の今後の稼ぎや所得を検討の上、また、夫の妻に対する言動や思いやりのレベル、さらには、泥臭い家事育児をこなしてきた自分に「感謝・ねぎらいの念があるかどうか」を見極めた上で、子供の後押しもあり、離婚に踏む出すと言ったケースも少なくありません。
逆に、経済活動主体配偶者であった夫側において、泥臭い育児期間中における、夫の取り扱いが、あまりに酷かったため、老後に自分が弱ったときに、この妻が自分の老後を献身的に見てくれるとは思えない・・・という悲観的なイメージと、今の元気なうちに離婚(リセット)し、新しいパートナーを作るなどの環境再設定を行うんだ!という勢いで、妻に離婚を突き付けるケースも多く見受けられます。
とにもかくにも、子供が小さい時は、誤魔化せてきたものが、誤魔化せなくなる時期だといえるわけです。
赤の他人が、奇跡的に出会い、熱くなり、夫婦になり、子供を作る。生物学的にも理にかなった法則ですが、もともと赤の他人が何十年も生活を共にすること。しかも、子供という一番大事で守るべき存在を抱えながら、家族生活に奔走される20年程度とでも言えるでしょうか。
家族生活のステージごとに、妻夫ともに大きな負荷がかかり、都度ケンカや不和が起こります。
その頻度や度合いは夫婦ごとに千差万別ですが、その不和の積み重ねが、熟年期に入った夫婦に大きな影響を及ぼすことは言うまでもありません。
一言でいえば、「本当の信頼」がわずかでもいいので維持できているかどうかが重要なカギとなるでしょう。
本当の信頼は一切残っていない。そのような関係性の中では、熟年離婚という結論以外の選択肢は残っていません。
一方、ほんのわずかでも「本当の信頼」の火が消えていなければ、見守り期に入った夫婦は、時間的・精神的「ゆとり」を確保しやすくなり、その「ゆとり」下でコミュニケーションを図っていくことで、良かったころの感覚を(少しずつでも)取り戻し、お互いにねぎらい、先にある老後に向けて協力していける関係を構築していけると言えるでしょう。
あなたのご家庭は、「本当の信頼」が残っていますか?
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