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☝「生い立ち」や「親」(義理親・実親)の影響(+2~4)
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出会った夫婦も、元をただせば、幼少時代には「親」に育てられて今日に至ります。ですから、その人の性分・性質の多くの部分は、子供時代にどのように育てられたか、どのような家庭環境でどのような視界をもって(家庭内で親の提供するものだけを見聞きし)生きて来たかが大きく作用することとなります。
また、形式的には社会に出て、家庭を持ち、表面上は自立できているかのように見えても、その中身は、自立できていない(親離れ出来ていない、経済的自立が出来ていない、精神的自立が出来ていないなど)のケースも多く、そのような状態の大人が結婚し、家庭を持ち、子供もいる生活に入ると、色々な弊害が生じることになります。
夫婦が基本軸は自立できている前提で、大変な育児期を、親と対等な立場で頼っていくような距離感・ケースでは問題はありませんが、本来的には実は親から自立できていないにも関わらず(この場合、自立できていないことを本人が自覚できていない、あるいは親も子離れできていないことの自覚がないケースが多く)客観的には区別しにくいものの、いざ夫婦生活が始まると、その違いが大きく表れることになるのです。
子供は親を選べません。また約20年程度という長きに渡り親に育てられた生い立ち経験を経たあと、社会に出てからも、その価値観や習慣を出来る限り本人なりに更新はするのですが、本質的な根っこの部分は、生い立ちにより植え付けられており、変わらないといったほうが正確かもしれません。
また、いわゆる義理の親との関係「嫁と姑の関係」や、幼少期からの生い立ちからくる、実家や親への「コンプレックス」や「確執」といった要素が、本人のストレス度を高め、ゆとりのない状態へつながり、家庭内での不和につながることが証明されています。
例えば、以下のような4つのケースが典型的事例としてあげられますのでチェックしてみましょう。
1.小さな王様・小さなお姫様になる勘違いタイプ(+2)
このタイプは、幼少の兄弟姉妹関係の中で、末っ子として育てられたケースに多く見受けられる傾向ですが、生い立ちのプロセスで、家族内で何か問題が生じたとき、あるいは、何かしなければならないことが生じた際に、まずは親や上の兄弟がそれに対応してしまうケースが多く、一番末っ子は、それに直接的に関わる機会が少ない、違う表現をするのであれば、物事の0~10までを作り上げる機会が意外に経験できず乏しいこととなります。
また、親や上の兄弟が0~10をやってくれている分(お膳立てがある中で)物事の11~20までに関わるケースが多く、20まで完成させると、親や周りから「すごいね!!〇〇君」「すごいじゃない〇〇ちゃん!!」と褒め称えられる機会が続くため、本人の中では、「これくらい頑張ったら、すべて素晴らしい成果になって全部出来た!」と、本来であれば0~20すべての努力をして物事を達成できる苦労を、(親や上の兄弟からの0~10の暗黙のお膳立てがあるため)11~20程度を頑張ったことで、いつも過剰に周りから褒め称えられてきてしまった結果、自分のこれくらいの頑張りで(客観的には半分の努力で)物事がすべて達成出来るんだ!という少々不正確な感覚を兼ね備えてしまうため、(幼少期は自信になるため悪いことではないのですが)社会に出てから、家庭を持ってから、自分の感覚では十分に頑張っているのに、成果や結果が出ないことに対して、苛立ち、他の人のせい(相手配偶者のせい)にする傾向が顕著に生じることがあります。
また、幼少期に何か失敗をすると、親や周りが、最終的にはフォローしてくれてしまう(失敗しても、責任を取らずに許されてしまう)機会が多く、「不満をあらわに」したり、「こうしたい!」と駄々をこねると、周りの年上が、「仕様がないなぁ(笑)」とやってくれてしまう機会が多いため、そのまま大人になって、結婚し、家庭内に置いても、自分が駄々をこねれば(限界を感じて不満を強く表せば)相手配偶者は従ってくれる、自分は十分に頑張ったし何も悪くないという思い込みから、本来は、自分に0~10の努力が足りてないにも関わらず、それに気付けず、うまくいかないことを相手のせいにする傾向が顕著に表れます。(社会や仕事場で苦労し、修正出来ていればまだましですが、なかなか修正出来ていない人が多いというところが実情のようです。)
なお、典型的な事例としましては、実家同居型の(あるいは、同敷地内やすぐそばに親がいる)環境にいる場合などは、その特性がより強く出る傾向にあります。本来は、実親の敷地をマイホームに利用できたり、マイホームの資金を実親に援助してもらったり、実親からお小遣いをもらったり、子育てに取られるかなりの労力を親がサポートしてくれたりと、本来は実子である自分自身が、自分の家庭内でやらなければならないことを、実親が相当に代わりにやってくれるため、いつも間にかそれが当たり前となし、その実親がやってくれたことを、(自分がやれていないにもかかわらず)自分の手柄だと言わんばかりに、相手配偶者に偉そうな顔をするケースが後を絶ちません。(今日このパターンは結構多いです)
また、そのような王子様・お姫様タイプの方に限って、本来の核家族単位であれば、自分自身でしっかりとやらなければ破綻してしまうような役割を、本人自身は十分には出来ておらず(家事や育児が不十分、仕事のお金が不十分など)親がやってくれている分できた余力を、自分の余暇や趣味にあて、独身時代のような生活や趣味を満喫したい、余暇を維持したいといったように、家庭内での役割が実は単体では不十分なことに気付かないまま(親の大きな手柄だけを自分の手柄だと勘違いし偽り)相手配偶者に圧をかける傾向があります。
実家同居型(または近隣等類似型)の方、あなた又はあなたの配偶者は大丈夫ですか?
なお、夫婦間で妻側に多いケースですが、夫の稼ぎや、夫の家事育児サポートがふがいないと感じると(ある意味当人同士で十分に話し合い、吟味し、向き合うことすら安易に放棄し)夫をぞんざいに扱い、実家に頼り切り、気が付けば夫の居場所がない・・・というような状態を平然とつくってしまうケースがあります。このケースのほとんどは、妻側が本当の自立(精神的・経済的自立)ができていない、親側も子離れできていないために起こる現象です。これは、母(実親)とその娘(妻)が仲よくすることを否定しているものではなく、お互いに自立できているケースでは、必ず、妻の悩みは最優先で夫に相談し、まずは夫婦間・家族内で話し合い方針を決めた上で、実親に頼っていくというプロセスを踏めるため、この場合は問題は生じませんが、自立できていない母娘間において生じる弊害であると申し添えておきます。
2.実家コンプレックス型・自己不実現ストレス型(+2)
このタイプは、幼少期の生い立ちとして、比較的親から、多大な教育や投資を(ある意味スパルタで)受けて来た方に多いケースだといえます。また、幼少期の兄弟姉妹関係の中の「長」の付く「長男」や「長女」に比較的多く見受けられる統計がございます。(長男長女以外でも、諸条件を満たせばもちろんございます。)
このケースの特徴は、子育てにおいて、親は比較的、1人目の子供には一番気合が入るものです。また、色々な親の立場での期待を背負うことになりやすいのが長男・長女であるケースが統計的には多く、長男・長女は、親の期待に応えようと、幼少ながら我慢し、親に従い、抑圧感を感じながら大人になっていくケースが長男・長女に多いということです。
そうしますと、長男長女に関わらず、親の期待を背負って、お金や時間の面で多くの投資を受け幼少期を過ごしてきた要素が強い方に比例して、この実家コンプレックス型・自己不実現型のリスクを抱えて大人になった方が多いといえます。また、1人っ子よりも、幼少期に兄弟もおり、片方の兄弟は(いわゆる)出来が良く、もう片方の自分は(いわゆる)出来が悪い、と感じてきた方に多くその傾向が見受けられます。
また、親の大きな期待に包まれ、幼少期を過ごし、社会に出てからも親のレールや期待をそのまま進化させたい・実現したいと意気込む、いわゆる「キャリア思考」が非常に強い方のケースでは、家事や育児に時間を費やすい以上に、キャリアアップに必要となるための時間を最重要視する傾向にあるため、相手配偶者と、家庭内での役割や方針、それらの熱量に大きなギャップが生じやすく、家庭不和が起きやすいという特徴があげられます。
3.生い立ちで放置されてきた型(+4)
このケースは、幼少期の生い立ちにおいて、親との時間がほとんどなかった、または、親子らしいコミュニケーションがなかった、あるいは、親からDVを受けており親に対する良い印象がない、など、親に対して積極的な子持ちが持てない、大人になってから連絡をとっていない、とってはいるが、あまり関わりたくない、というように、結婚して子供も出来たが、本来頼れるべき親に頼れない、頼りたくない、連絡も取りたくもない、というようなケースです。
独身時代は、自分のことを何とか自分でやればよかったですし、何とかしてきたとしても、いざ子供が出来、すべての時間を家事育児に取られ、ゆとりがなくなったとき、本来頼れるべきところは実親です。この実親との関係を持てない、絶ってしまっている状態は、家族内の負担を分散できる環境が乏しくなり、家庭内のゆとりをなくし、バランスを悪くする大きな要因になってくるのです。
4.義理親(嫁姑)とのイザコザ発生型(+4)
このケースも気をつけなければなりません。
婚約時や婚姻時のスタートの段階から勃発してしまうケースや、出産にあたり、義理父母(ジイジ・バアバ)との距離が急激に近くなり、かけ違いにより勃発してしまうケース、また、バタバタと育児をこなす中で、当初から積もり続けてきた違和感やギャップ、不満が、あることをきっかけに爆発してしまうケースなど。中には、本来であれば、それはやりようによっては避けられたのではないか、というようなケースもあります。
ただし、義理親とは血がつながっていません。良好な血のつながった親子であれば、大喧嘩しても、自然に修復できる余地が大いにありますが、血の繋がっていない義理親と、一度でも大喧嘩があれば、その修復は相当に困難なものになるケースがほとんどです。
世代や価値観も異なり、生活や育児に対するアプローチも異なりますから、如何にお互いに大人対応で、相手を尊重する気持ちを持ち、良い距離感を作っていけるかが大切になってくるでしょう。裏を返せば、どちらか一方にでも、相手を尊重する姿勢が欠如しており、良い距離感を保とうという意識がかねれば、義理親との関係はなかなかなものとなすでしょう。特に大切なことは、夫婦間で、自分の実親が、自分の配偶者に対して直接アプローチを図ろうとするとき、良いクッション役(通訳)となって立ち振舞うことが大切であるとの意識があるかどうかが非常に大切になってくるといえるでしょう。
以上の4点が「生い立ち」「親」との関係から来るリスクですが、該当する項目がありましたでしょうか?
【該当するものを1つ選択 ※複数ある場合は、最も点数の高いもの1つ選択】
花の独身時代と異なり、結婚し子供も授ることができた家族生活は、幸せな一方、現実と向き合わざるをえなくなり、一気に多忙な日常へと変貌していきます。
大人2人及び子供の成長と共に増え続ける膨大な「家事」と、子供の成長ごとに変動していく無限の課題を突き付けられ、いつまでも上限・満足のない「育児」、そして、それらの生活を賄うための生活保障としての「仕事」=お金に、夫婦共に引き込まれ、おおよそ20年程度は、このトライアングルから逃れることはできません。裏を返せば、これらのトライアングルを、如何に夫婦協力のもと、役割分担で上手にやりきれるか、また、やりきるまで、夫婦はある意味「同士」として年を重ね、その積み重ね方に応じて、夫婦間の将来にかけての信頼関係が決まってくるということになります。
一般的な給与所得者のご家庭では、経済活動主体者は仕事に多くの時間を取られ、家事や育児に関わる時間が少なくなる傾向にあります。また、共働き家庭では、家事育児と仕事の役割分担の最適化が特に今日の社会では課題だといえるでしょう。なお、自営業者においても、時間の融通がききやすい方から、休みなく仕事に時間を取られる方まで、各家庭ごとに千差万別です。何をもって「正しい家庭」と言えるのか?に正解のない時代となったわけです。
ただし、大家族や家長のいる明治時代・大正時代・昭和の古い時代は終わりました。今日の家族のあり方や親族との関係性は、一昔前とは大きくその方式を変え、今の時代に則した夫婦のあり方、家族のバランスというものが大切になってくるわけです。
一言で申し上げるなら
「大家族時代は主流ではなくなり、大家族・親族間の関係も昔より稀有になり、親・親族に従い協調することが安泰な時代は終焉しており、今日の夫婦は、お互いの価値観が多様化し異なる考えを有する者同士の集まりであるので、夫婦間(コア)=核家族単位の中で、夫婦間で十分に話し合い・十分にコミュニケーションを図りながら、「家事」「育児」「仕事の」のバランス及び家族生活や育児環境の最適化を探るという基本スタンスを有することが、夫婦関係の信頼関係の維持に大きく寄与し、この時代における「家族の幸せ」を得るための最善の近道。」だと申し上げておきます。
一言ではなかったですね(笑)
それでは、「家事」「育児」「仕事」のバランスに伴い、夫婦間を悪くする典型事例として、次の4点をチェックいたしましょう。
1.「家事」「育児」と「仕事」が分断され過ぎたことによる弊害(+3)
いわゆる「働き過ぎ」。仕事に多くの時間を取られる結果、家庭内での家事や育児に関わる時間がほとんど取れなくなってしまった結果起こる夫婦間の信頼関係の低減を指します。その度合いが大きな判断基準となりますが、例えば、平日もそれなりには早めに帰宅できるときもある、また、週末はお休みがしっかりとれるので、その時に家事育児に出来る限り参加している。というようなケースは、本ケースのリスクには該当しません。(それなりに平日も家事育児に参加出来ており、週末も参加出来ているのであれば問題視する必要はありません。)
一方、仕事に追われ、ほとんど帰宅するのは夜遅く、あるいは、世間が休みの土曜日曜が稼ぎどきのため、週末は自宅にほぼいないなどの場合は注意が必要です。
子供を抱える家事育児主体配偶者は、平日は毎日が戦場ですから、平日の帰宅後は、家事や育児の少しでも戦力になり参加することが大切です。(子供を見るだけでも、ごはんの片づけをするだけでも、子供をお風呂に入れるだけでも、寝かしつけるだけでも、大変だったことに共感するだけでも)家事育児に参加することが日常的かつ慢性的に出来ない仕事リズム・習慣の方の場合は、家事育児主体者の疲労はどんどんたまり、仕事だから仕様がないと我慢しつつも、少しずつ信頼関係が低減していると理解しましょう。ただし、その分お金を人一倍稼いでくる!真面目かつ誠実に働いており、少ない時間でも家事育児主体者を心からねぎらい、感謝の気持ちを伝えている!というような場合は、リスクはとても小さくなり問題は生じません☝
つまりは、物理的に家事育児に関わる時間がほぼなくなり(気付けば関わるとことがなくなり)家事育児主体者の泥臭い毎日の大変さや苦労を理解できなくなり、家事育児主体者へのねぎらいや感謝の気持ちも持たない・表せない状態が慢性化している場合は要注意で該当します。
また、具体的な事例としましては、
☝土日が稼ぎどきの営業職の経済活動主体者で、普段から仕事上(その延長での交流のため)の付き合いや飲み会などが多く、家庭を顧みるポーズだけで、実際には家事育児主体者から見れば全く戦力になれていないケース(このケースは勘違いモードや浮気も多い)
☝大手で名の知れた企業(または中小零細)であるが、いわゆるブラックで(表現が悪いですが)社畜化してしまっており、会社に上手く労力のほとんどを吸い取られているケース(大きな仕事をしているという自負や、抜け出せない属人的風土から、家庭を顧みることができず、どんどん過酷な労務環境へ引き込まれて抜け出せないケース)
があげられます。
☝また、平日もある程度早めに帰宅はしているが、特段ルール化した家事育児のサポートをしているでもなく、お酒を飲んだり、ゲームをしたり、スポーツジムに出かけたりと、家事育児主体者が目の前で戦っているにも関わらず、それに気付かずに自分の気分転換という名目や、色々な理由を付けては自分のための時間を過ごす習慣が慢性化し、家事育児に関われていないケースも大変要注意で該当します。
☝その他、良くあるケースですが、仕事で疲れて帰宅した際に、そもそもは家事育児に参加する意思があるものの、疲れた中で何かできればとの善意で手を出したところダメ出しをくらい、家事育児主体者から「もう、そんなんだったら、やらなくていい!」と言われたので、それ以降やる気がおきない、やらなくなって久しい、その状態が結果的に慢性化してしまっている、というケースも同様に大変要注意でリスクに該当します。家事育児主体者が「もう、やらないで!」と本気で言っていると思いますか?やり方をもっと考えて、関わるなら「戦力」として関わって欲しい!と言っているのです。大変なことですが、逃げずに頑張らなくてはなりません。
2.夫婦間での「家事」「育児」を やってる感 ’’の認識のギャップ(+3)
よく起こるケースとして、以下の2つが代表事例としてあげられます。
(1)平日仕事から早く帰宅できた夫は、仕事で疲れているにも関わらず、やれる時は一所懸命に家事育児をサポートしてきたつもりだ!と言い切る夫。一方の妻は、ルール化が出来ていない(何も管理しなくてもすべて問題なくやってくれる状態※1週間単位でのサポートが固定出来ているなど※ではない限り、いつやってくれて、いつできないかも不定期・不明確で、結局のところ管理手間が大きく増えるだけで、こちらとしては全く助かっていない!あと、やるならしっかりやってくれないと、後でこちらがまたやり直している!という妻。。。これが夫婦間に良く起こる認識のギャップなのです。サポートするのであれば、1週間単位で完全にルール化し、妻が何も案ずることなく完璧に完了させるレベルになっていないと、妻側の助けになっていない、妻は楽にはなっていない、と肝に銘じて、世の経済活動主体者は家事育児に参加するように心がけましょう☝それをきっかけに、サポートをしなくなった、コミュニケーションをとる気がなくなった、言っても理解しないので言わなくなった、経済活動主体者は仕事に逃げ、家事育児主体者は相手に期待しなくなった状態が慢性化している場合も要注意で、リスクに該当します。
(2)一方配偶者の実家に(又は同敷地内あるいは近くに)同居型で暮らしている夫婦の場合、何かと親に頼れる側面がある一方、何かと家事育児のことや、経済的負担の一部も親が負担してくれる傾向があるため、その実子である片方配偶者が、親の手柄も自分の手柄と言わんばかりに、態度が大きくなったり、本来核家族であれば、自分がやるべき役割を十分には果たせていないにも関わらず、手を抜く傾向があります。典型事例は、経済活動主体者の夫の実家に同居し、何かと義理親が家事育児やマイホーム費用、その他生活上の経済的負担の一部までカバーしてくれるため、夫は自分の手柄と勘違いし、大きな顔をしている。ただし、実際には大きな稼ぎがあるでもなく、家事育児に熱心に関わるでもなく、仕事以外の余った時間は、自分のための時間(気分転換や趣味、余暇など)にあてており、潜在的な夫婦間の信頼関係が大きく低減していることに自覚のできていないケースがあげられます。親離れでいていない夫と、子離れできてない義理母(息子ラブ)の典型的事例で、リスクに該当します。
3.不慣れで縁故のない土地での孤立感とストレス(+3)
現代社会は、実力さえあれば、国内・国外どこの土地でも仕事を選択できる時代にはなりました。一方、組織の方針に従い、好まざる土地において仕事をしなければならない、希望していない土地に行かなければならないケースもあります。
経済活動主体者の都合で、見知らぬ土地に行くケースを考えた場合、経済活動主体者は、まだ仕事場の人間関係を通して、最低限の人間関係を構築できる可能性がありますが、一方、転勤についていった家事育児主体配偶者は、不慣れで、知り合いも誰ひとりおらず、また、乳幼児期の赤子がいる場合には、家の中に閉じ込められ、ちょっと息抜きしたい、気分転換したい、といった場面で、ブチ気分転換が非常にしずらい環境下に置かれ、慢性的なストレスリスクを抱えることとなります。
また、家事育児主体配偶者が、仕事もするとなると、なおさら、仕事上の負荷+育児負荷のダブルとなるため、どこかで発散できる環境を積極的に整えておかなければ、必ず鬱などの精神疾患を誘発するリスクが非常に高くなります。
経済活動主体者も仕事で手いっぱい、家事育児主体配偶者も仕事と育児のストレスで手いっぱい・・・このような状況が継続すれば、どれだけ好き合って一緒になった相手だとしても、これ以上は無理とリスク管理能力が働き、離婚に向かうリスクが高まるといえます。
見知らぬ土地での育児(特に未就学児の段階)は、相当にしんどく、周りのサポート体制、分散できる環境を維持しておかなければ、破綻してしまうリスクが非常に高いと断言致します。
また、子なし夫婦の場合においても、共働きの場合、その所属する職場環境にもよりますが、職場内での人間環境が、合理的かつ打算的風土を極めており、殺伐とした競争関係だけの人間関係だとすれば、必ず仕事以外での発散環境が積極的に必要となりますので、縁故や友人・知人のいない地域での生活には、事前の生活設定(お互いのコミュニケーションの約束や、知人友人や親族などの定期交流など)を万全にした上で臨んでいく必要があるでしょう。
【該当するものを1つ選択 ※複数ある場合は、最も点数の高いもの1つ選択】
夫婦生活とは、言ってみれば「我慢」「忍耐」「あきらめ」の連続でもあります。
普段の生活においては、経済活動主体者は多くの時間を仕事に費やし、家事や育児の時間が取れないケースが多いため、家事育児主体配偶者からすれば、「仕事だから仕方ない」「仕事で疲れているのだから仕様がない」「言いたいけれど、言えばケンカになり面倒だからこちらが折れることにしよう」と、普段は経済活動主体配偶者に配慮し、遠慮し、忍耐不良くワンオペをこなし、文句ひとつ言わずに(たまには言うこともあるが)長きに渡り自分の人生のすべてを、膨大な家事育児のために、身を粉にして(=命を削って)費やしてきたという自負・気持ちがあります。
日常生活が出来ている限りは、忍耐強さを持って継続できるとしても、いざ、インフルエンザとなり寝込んでしまい家事育児が出来なくなった・・コロナにかかり何も出来なくなり隔離されている・・乳がんだと診断され、大きく気を落としている・・子供や親がコロナにかかりまずい・・
このように、本人達からすれば正に「命」に関わる重大な場面で、日常生活が出来ないレベルで体が病に侵されている状況下において、もう一方配偶者がどのように行動できるか、対処できるかが、夫婦関係の今後に大きな影響を及ぼすと明言しておきます。思われている以上に、この項における要素は、あなどれない、かなり大切なことだと肝に銘じておきましょう☝
「命」に関わる重大な場面には、つぎのような4つが典型事例としてあげられます。
1.風邪やインフルエンザ、コロナなどの病への対応不足(+4)
普段は我慢できていても、命に関わるような場面で、病魔に襲われ、なにも出来ない状況下の中で、もう一方配偶者がどのように行動できるかが重要となります。病に侵された配偶者の心境は「普段はいいけれど、こんなときくらいは助けてくれるよね。」と弱った体と心で大きな期待を寄せてくるのです。それに対して、十分なケアができない、適切な対応が出来なかった場合、病に冒された配偶者は、「この自分の目の前にいる配偶者という人間は、自分が命に関わる危ない場面にいるにも関わらず助けてくれないんだ。もう信頼することは絶対に出来ない。」という心境となり、それまで我慢してきたことと合わせて一気に糸が切れてしまう傾向にあり信頼関係を大きく破綻に向かわせるきっかけ、リスクに該当します。
2.交通事故・急病などの緊急時への対応不足(+4)
前記同様に、普段優しくないことならまだしも、交通事故あって緊急搬送されたときや、自ら自動車の事故をおこしまったとき、あるいは、本人又は子供が急病で病院に緊急搬送されたときや、緊急入院となったときなど、もう一方の配偶者がどのように対応できるかが非常に重要になります。こんなときくらいは助けてくれるよね。よりそってくれるよね。思いやりをもって接してくれるよね。という期待がありますから、当然にもう一方配偶者は「思いやり」をもって対応しなければなりません。(他のどんな大切なことよりも)
ここで十分かつ適切な対応が出来なかった(すぐ駆け付ける、冷静な判断により安心させてあげる、日常の作業を変わって行うなどの行動が出来なかった)場合、完全に信頼を失うと心しておきましょう。
普段不仲だったとしても、人の命に関わることです。どんな流れがそれまでにあったにせよ、胃のうちが危ない人を思いやり、助けることは人として当然のことですね。
3.子供の危うい状況に対して、適切な対応が取れない(+4)
愛すべき子供が、危うい状況にあるとき(急病・事故・トラブル・犯罪など)、冷静にかつ適切に対応できるかどうかが重要となります。子供が危ういにもかかわらず、適切な行動が取れないという現実は、相手配偶者からすれば、「頼りにならない人」としか映らず、信頼関係は大きく低減することにつながります。
4.子供が欲しい。妊活へ適切に協力できたか(+4)
女性が子供を欲しいと思っている場合は、気をつけるべきは、その出産適齢期です。世の男性は、自分が腹を痛めて出産するという概念が抜けているため、妊活を軽んじている行動が一部の方たちに見受けられるようです。
女性にとって(男性もそうですが)体にメスを入れる、異物を入れるなどの行為は、とても慎重で怖いものです。命に関わることなのです。このナーバスにならざるをえない状況の中で、もう一方の配偶者は試されることとなります。
相手を思いやり、あんしんできる雰囲気を心がけ、出来る限り寄り添い、解決のために最善を尽くせたかどうか。信頼関係がより強固なものとなるか、大きく破綻に向かってしまうか、大きなリスクのある場面であると肝に銘じておきましょう☝
命に関わる場面がとても重要であること、ご理解いただけましたでしょか☝
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